808mk5
プリアンプ
ブルメスター唯一のモジュール方式プリアンプ
モジュラー方式
1980年、第1号機となるプリアンプ808を完成し1982年に世に送ったのです。808は必要な基板だけを組み合わせられる世界初のモジュラー方式プリアンプでした。
808Mk5は第4世代となるモデル。可変抵抗器ではなく、抵抗とスイッチによる精密な左右独立音量コントロールと正確な左右バランス。その類い稀な精度には、微細な信号の変化への応答が要求される医療用測定機器の分野で培われたブルメスターの緻密な技術が惜しみなく活かされています。
外部電源
外部筐体電源(PSU)には2基の大型トロイダルトランスと合計160,000μF(0.16F)以上に及ぶ大容量キャパシターを搭載した別筐体の強力な外部電源により究極的に甘美な響きを奏でます。
モジュールの仕様
本機に装着してあるモジュールは下記の通りで、それぞれ1基ずつ装着してあります。各モジュール名末尾の系統数はモジュール1基辺りの入力・出力数です。
・バランス入力モジュール(1系統)
・REC出力モジュール(アンバランス1系統・バランス1系統)
・LINE出力モジュール(アンバランス1系統・バランス1系統)
ベーシックモデルに追加可能な主なモジュールは下記の通りです。
・ライン入力モジュール
・MCフォノ入力モジュール アンバランス1系統
・MMフォノ入力モジュール アンバランス1系統
Handmade in Germany
熟練職人による信頼のハンドメイド使用するパーツの一点一点をすべて、ブルメスターが独自に設定した厳格極まる品質基準に照らして選定すること。ブルメスターは、変わることなくその姿勢を徹底してきました。
すべてのマニュファクチャリングを熟練のエンジニアによる入念な手作業とし、実際の動作条件下での厳格なリスニングテストを含む、2週間のバーンインを実施するなど、これ以上はないと言えるほどの手間と時間をかけて、至高の品質を実現しています。
Specifications
・形式
モジュール方式プリアンプ
・標準入力
CDバランス入力モジュール(1系統)
TAPE録音出力モジュール(アンバランス1系統・バランス1系統)
出力モジュール(アンバランス1系統・バランス1系統)
・オプション出力
MCフォノ入力モジュール アンバランス1系統
MMフォノ入力モジュール アンバランス1系統
・入力インピーダンス
10kΩ(XLR、RCA)
・出力インピーダンス
40Ω(XLR)、26Ω(RCA)
・最大出力
21.5V
・周波数特性
10Hz~680kHz(-3dB)
・S/N
107dB以上
・寸法
W482×H178×D482mm(本体部、ベースボード含む)
W482×H95×D285mm(電源部)
・重量
23kg(本体部、ベースボード含む)
9kg(電源部)
ブルメスター社製機器のバランス入力およびバランス出力は“3番HOT”です。